【面接恐怖症・就活恐怖症】
治療例 20代女性 大学生
病歴: 中学の頃から、皆の前で教科書を読んだり、発表する時、緊張して声がうわずり、本を持つ手が震えたりした。高校も同じ様な状態で苦労したが、大学入学後は特に緊張する場面もなく無事に過ごしていた。ところが、4年生に進級する春より就職活動が始まり、会社説明会に行ったり、入社の面接試験を受けたところ。緊張して声が震え、思うように話せず、口ごもってしまう。あせると余計緊張して顔中汗だくになってしまう。就職活動も失敗続きで、内定をとった友人の話を聞くと、コンプレックスばかり強まり、絶望的な気持ちになり、生きているのもつらい。それでも、気力をふりしぼって就職活動を続けているが、明後日にせまった面接が不安でたまらず、HPで知った当クリニックを遠方より藁にもすがる思いで急遽受診。
治療経過: 日常の生活には特に問題はないため、面接用に特別メニューのβブロッカーを処方。面接開始時刻に合わせて服用時刻や服用量を慎重に決定、心構えもアドバイスし、面接に臨む。最初の面接で、薬の効果は十分確認できたが、少しあせりがあったため、微調整して、次の本命の会社の面接に挑戦。今回は応答もスムーズにでき大満足。結果は2社とも合格で、一度に目の前が明るくなった。
コメント: 入社試験の面接が不安という学生さんが増えております。緊張しながらも就職活動は続けているようなら重症とは考えられず、お薬が良く効くはずです。面接時のみ、当方の薬の力を少々借りて、本来の力を存分に発揮して下さい。
当クリニックでの面接恐怖症の治療実績: 極めて良好。面接さえクリアできれば、1−2回の通院で治療終了、という方も多いです。
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